George town Festival 回想1

2014年8月20日〜9月2日まで、マレーシアのペナン島で開催される、ジョージタウンフェスティバルにアーティストとして招待されました。
各国から各分野のアーティストが参加するGTF(george town festival)は、とても魅力的なフェスティバルでした。

わたしはトイレットペーパー芯リサイクルアーティストとして参加しました。
マレーシアは始めてだったので、どんな所かなとわくわくドキドキしていました。

toilet paper roll recycle art

写真は出発前のスーツケースの中。
ずいぶん前から現地で芯を集めていただいていたのですが、足りない状態だったのと、ペナンには表裏白い芯がなかったので、急遽日本から持っていくことに。
大きいサイズのスーツケースの中身は、半分が芯で埋まることとなります。
ざっと600本くらいかな…
スーツケースの総重量は20kgと決まっているので、半分のスペースで14日間の私物を最低限にすべく調整しました。

中部国際空港からAM9時の飛行機でクアラルンプールへ。クアラでトランジットしてペナン島へ向かいました。
待ち時間含めて約12時間。ペナンに到着したのはPM9時過ぎでした。

ジョージタウンフェスティバルに参加するのは、私たち日本から4人のアーティスト以外に、現地のオーガナイザーの3人の方と、ローカルアーティスト、the one academy の学生たち。GeorgetownのVictoria St.をインスタレーションやショップなどで賑やかにするsyiok wasabi Fesを開催しました。

2週間の滞在のはじめの宿は桟橋ごとに一族が住んでいる場所の先端にあるホテル。
水上にあるホテルだったので、どんな感じなのかなあと思っていましたが、南国のリゾート気分を味わえました。

桟橋の先端の部屋までの間、ずらりと一族の方々の住まいが規則正しく並んでいました。
鉄格子の扉と木の扉の二重の玄関は格子戸だけ閉じた状態で、どの家も玄関から見えるところに祭壇があり、線香の匂いがどこか懐かしく思えました。
どの家も扉のデザインやカラーが違うので、感心して見ていました。

toiletpaper roll recycle art

The Clan Jetty Heritage Home

ペナンと日本の時差はマイナス1時間。
朝は7時頃まで太陽が昇らず、夜は7時過ぎまで明るいです。

日本より赤道よりなのでもちろん暑いのですが、湿気が少ないせいか日陰や風がある場所だと涼しいです。

通過はマレーシアリンギット(RM)で、だいたい1RM33円くらい。
水道水は飲まない方がいいので、ペットボトルの水をよく買って飲んだのですが、500mlのペットボトルの水がだいたい1RMくらい。

今回は観光じゃないので、日中の大半を制作に費やしたのですが、時間がないときはテイクアウトのチキンライス。
夜は屋台で食べることが多かったです。

屋台にはいろんな種類の食べ物がずらり。
どれも思った以上に美味しくて飽きませんでした。
ただ、私はご飯のときは甘い飲み物が駄目なので、それが苦労しました。

海外に行くと日本はとても清潔で安全な国だなあとつくづく思うのですが、ペナンに来ても同じことを思いました。
トイレとかバスルームとか屋台とか…
でも大雑把なO型のわたしは2日目には何も気にならなくなっていましたが…^^;

日本から掛川茶の水だしパックを大量に持っていったのですが、それは大正解でした。
現地で特に日本食は欲しくならなかったのですが、飲み物が結構甘いのでノンシュガーの緑茶は重宝しました。
水のペットボトルにパックを入れて手軽にお茶になるので、飲み水やうがい水にしたり、手を洗ったり、カテキン効果でオールマイティーに使いました。パックの水だしですがもちろんホットでも飲めるので、朝はホットの緑茶で一日を始めていました。
やっぱり日本人。ほっとしましたw

 つづく…