生まれ変わる修復

接着部分にプラスチックグルーを使っているこのオブジェ。

トイレットペーパー芯リサイクルアート山田ゆか

グルーを取り除く作業をしています。

端からパーツをひねると、パキっと接着部分が外れます。

グルーの量によって、外れ方が違うので、そこはひとつひとつ丁寧に外していきます。

オブジェは経年劣化し、修復が必要になります。

よりサスティナブル(持続可能)であるためには、修復して再生できるような作品にする必要があります。

SDGsや環境を意識し、ミニマムにすることによって、制限の中から産まれる作品に可能性を感じています。

とはいっても、そんな難しいことは考えていません。

どちらかというと、チャレンジすることが楽しいんです。

こんなにモノが溢れかえっている世の中で、誰もやっていなくて、誰も関心をもたないものに、時間と労力を費やすことで見えてくるモノが、単純に見てみたいのです。

そんなことを考えながら、今日も今日とて、芯と向き合っています。